- 2011.10.31 Monday
-
category: -, 12:47
- 2011.05.29 Sunday
-
■ 5月27日 くもり
八百屋とキツツキは仲間なんじゃないだろうか、と、ふと思う。
八百屋とキツツキは全然関係ないように見えるが、どちらも、「逆から読んでも同じ」という点で同じで、だから、仲間なんじゃないだろうか。八百屋とキツツキはグルの可能性がある。
だから、キツツキは木に穴をあけるけれど、それは、次のような手順で、僕をハメようとしているからなのかもしれない。
1.キツツキが木に穴をあける → 2.八百屋が穴の中に野菜を隠す → 3.僕が野菜を盗みに穴の中に入る → 4.八百屋がトマト(または新聞紙を丸めたもの)を栓にして穴を閉じる → 5.僕 出られない
僕は、そのような手口に騙されないよう、今後十分注意を払って生きていく必要があるだろう。
ところで、八百屋とキツツキ、先に「逆から読んでも同じ」になったのは、どっちの方なんだろう。
どっちかが先に、「逆から読んでも同じ」になって、もう片方をそそのかしたからこそ、もう片方のほうも「逆から読んでも同じ」になったのに違いないのだが。
■ 5月28日 雨
「小猫」と「印」はどっちも「逆から読んでも同じ」だと気付く。
■ 5月29日 雨
三上と石井について考える。
どっちも「逆から呼んでも同じ」という点では同じなので、元々は、同じチームでプレーしてた可能性が高い。ただし、同じチームで一体何をプレーしてたのかまでは、分からない。
それについての解説が新聞紙に書いていないか確認してみるが書いてなかった。
- 2011.05.25 Wednesday
-
「もしもし。オレだけど。」
「もしもし?どなたでしょう?」
「オレだよ。オレオレ。」
「え?どなた?」
「オレ、ガンダム。」
「ガンダム。」
「そうそう。オレ、ガンダム。」
「…」
「…」
「どうしたの?こんな遅い時間に。」
「いやぁまぁ、なんていうか…」
「何かあったの?」
「いや、その、急にお婆ちゃんの声が聞きたくなったっていうか。」
「なんだいそりゃ。気持ち悪いねぇ。」
「…気持ち、悪いかな…」
「…」
「…」
「…うれしいよ。」
「え?」
「うれしいって言ったんだよ。わたしもお前の声、ひさしぶりに聞けて。」
「…へへ。」
「元気なのかい?」
「あー。元気元気。」
「なら、いいよ。」
「そっちはどうなんだよ。」
「実は…貯金がね。」
「貯金がどうしたんだよ。」
「1000万円ほどあるんだけど。」
「自慢かよ。」
「その1000万円は使わないようにしてるんだけど。」
「うん。」
「使わないってことは、無いってことと、同じなんじゃないかって最近思ってて。」
「どういうこと?」
「金ってのはさ。」
「うん。」
「使った瞬間にはじめて金になるんじゃないかって、思うのよ。わたし。」
「うーん。」
「使うまではただの紙切れで。」
「まぁ、そりゃそうだけど。」
「だから、1000万円貯金してるけど、実はそんな貯金は無いんじゃないかって思うのよ。」
「うーん。よく分かんないなぁ。」
「要するに、金は使わないと、意味がないのよ。」
「じゃあ使えばいいじゃん。」
「だから言ってるでしょ。この1000万円は使っちゃだめなの。」
「じゃあどうしようもないね。」
「だからね…。」
「なんだよ?」
「だから、こういうサービスがないかしらって、最近よく思うのよ。」
「どういうサービス?」
「つまり…。脳のある部位に電流を流してね。」
「電流?」
「そう。電流。それで脳に刺激を与えて錯覚させるの。」
「錯覚。」
「わたしはお金を使った、とか、払ったとか、そういう錯覚。もちろん本当は何も支払ってないんだけども。」
「うーん。」
「そういう "支払った感" だけが本人の中に残るようにするっていう。」
「…」
「そういう錯覚を人工的に作り出すっていう。」
「…」
「そういうサービス。」
「…」
「それさえあれば、今の貯金を切り崩すことなく、1000万円を使った気分になれるじゃない?」
「そうだね。」
「そうなってはじめて私は、1000万円の実在性を信じられるんじゃないかって。」
「うん。」
「そう、思うのよ。」
「うーん。」
「まあ、そんなサービス、無いか。」
「そうだね。」
「…」
「…」
「それじゃ。」
「ああ。」
「またね。」
「またな。」
プツッ…
オレは電話を切って、そしてホワイトベースを飛び出した。
この戦争を、終わらせるために。
- 2011.03.21 Monday
- 2010.09.20 Monday
- 2010.09.08 Wednesday
- 2010.08.17 Tuesday
- 2010.08.13 Friday
-
彼女は駅前のドトールで働いている。その彼女をひと目見た瞬間に僕は恋に落ちた。本気で彼女を好きになってしまったのだ。
どうすればその想いを彼女に伝えられるだろうか。と、僕は考えた。僕がどれほど彼女のことを好きでいるのか、それを彼女に知ってもらうためにはどうすれば良いのだろうかと。
考えた挙句、僕はドトールの前の通りを自転車でうろうろすることにした。そうすればきっと彼女も僕の気持ちに気付いてくれるはずだと思った。僕は毎日のように自転車で出かけていっては、ドトールの前をうろうろした。
でも、どれだけうろうろしても、彼女に想いを伝えられたような気がしなかった。なぜなんだろう。なにが足りないんだろう。と、僕は考えた。もしかしたら、スピードが足りないのかもしれない。
僕はそのように考えて、うろうろするのはやめて、今度はすごいスピードでドドールの前を通過してみた。シャーー!!
それはもう、ものすごいスピードだった。きっと、見えないくらい速かったんじゃないかな。僕は何べんも何べんも、そうやってドトールの前を自転車でものすごい速さで通過した。
でも、ダメだった。僕の気持ちは彼女に伝わらなかった。自転車では、だめだったのだ。
そこで僕は、自分のへそと全く同じ形のペンダントを作って、彼女にあげることにしたのだ。
- 2010.08.07 Saturday
- 2010.07.08 Thursday
-
手を洗う場所が、もし世界に一か所しかなかったら…
もしそうだったら、みんながそこに手を洗いに集まって来ます。
全ての人間と、全てのアライグマが、その場所に来て手を洗います。
地球外に生命体が存在するのかしないのかは分からないけど、
もし、宇宙のどこかにいたとして、
かつ、それがもし手を洗うタイプの生命体であった場合には、
その生命体も来て、手を洗います。
世界に一か所しかない手を洗う場所に、全ての人間と、全てのアライグマと、
全ての手を洗うタイプの宇宙の生命体がやって来ます。
もしそうなったら、そこには長ーい長ーい、順番待ちの行列ができます。
野を、山を越えどこまでも続く、長ーーーい行列ができます。
そして、もしそうなったら私は…
私は、行列に並ぶ人たちにお弁当やお菓子、ビールに雑誌、雑煮などを売ってまわる、
売り子のアルバイトをしなければなりません。
私はそのアルバイトをやりたくないけど、でも、やらなければなりません。
なぜなら、それは 「義務」 だからです。
ああ 嫌だ。
嫌だ 嫌だ やりたくない やりたくない。
